【現場で働く職人に聞く!】「安全性」「臭い」「疲れにくさ」の悩み別、安全靴の使い方

現場に欠かせない数々の道具の中で、ケンセツプラスでは、軍手の使い方やこだわりを「【現場で働く職人3人に聞く!】俺たちが選ぶ作業用手袋」として紹介しました。
今回は、軍手と同様に現場で欠かせない安全靴について、3人の職人さんに聞いてみました!

安全靴を使っている時の悩みとして、「もっと安全性を高めたい」や「臭いが気になる」、「足が疲れてしまう」などをよく聞きませんか?これらの悩みを解決するために、職人さんおすすめの安全靴や、使い方の工夫をご紹介します。

■釘や木片で”痛い!”思いをしないために


兵庫県在住(解体業/35歳)
僕は解体業をしているので、現場に釘が落ちていることがよくあるんですね。以前それを踏んで痛い思いをしてからは、ステンレスの板が入った踏み抜き防止のインソールを使うようにしています。インソールは少し硬いので、上からクッション性の高いインソールを重ねると履き心地も高まりますよ。

愛用の安全靴はアシックスの「FIS53S」で、人工合皮製のハイカットモデル。定価で税別10000円と値段は少し高い靴ですが、さすが大手靴メーカー、履き心地も上々で普通のスニーカー感覚で履けます。おかげで以前より疲れにくくなりました。

ハイカットを選んでいるのは、靴の中に細かいゴミが入りづらいから。僕の仕事は解体業で粉塵が舞うことも多く、尖った木片や釘が床に落ちていることがあります。鋭い物が靴の中に入ると危険なので、安全面を考えるとどうしてもハイカットになりますね。

地味に気に入っているのは靴紐がマジックテープになっているところ。これだと脱ぎ履きがとても楽です。見た目がバスケットシューズに近く、デザイン性が高いところも気に入っていますが、通気性に難があるので夏場は別の安全靴を使用しています。

■靴は3足をローテーション、結果”臭い”が気にならなくなった

愛知県在住 (大工/45歳)
私は主に新築の住宅を手掛けています。選んでいる安全靴はワークマンの「SI11安全靴 短靴」。この靴は先芯にプラスチックを使っていて、牛革製のローカットモデルです。私は新築の住宅が主な仕事場なので、靴を脱ぎ履きすることも多く、ハイカットに比べて脱ぎ履きがしやすいところが助かっています。

この靴とは別に、私は他メーカーの安全靴を2足持っていて、計3足をローテーションしています。新築の住宅は施主さんやメーカーさんが様子を見に来ることもあるので、あまり汚れた靴を履いているわけにもいきません。靴をローテーションしているのは、人に見られてもいいように、痛みや型崩れを防ぐためなんです。

履いていない靴は毎日陰干ししていますが、ローテーションをしているせいか臭いもなく、手入れは2週間に1回消臭スプレーをかける程度。毎日違う靴を履くので気分転換にもなります。

ひと昔前は安全靴といえば、黒くて重たいものばかりでしたが、今はスポーツメーカーからデザインや色のバリエーションに富んだものが出てきました。1足5000円くらいから販売されているので、2〜3足持っておくと臭いも気にならず、便利だと思いますよ。

■足の疲れを解消するコツは”少し高めのインソールを買う”こと


愛媛県在住 電気整備工事士(男性/42歳)
私が愛用しているのはダンロップの「マグナムST301」です。鉄の先芯を使っているのに軽量で疲れにくく、ローカットだから脱ぎ履きも楽。以前は編み上げでブーツタイプの安全靴を使っていたのですが一日中履いていると足が疲れてしまったので、今の靴は気に入っています。

撥水加工がしてあるからか多少蒸れる点が気になりますが値段も4000円前後と安く、靴底も耐油加工が施してあって滑りにくいので、コスパを考えるとこれが私のベストです。

足を疲れくくするためにインソールは少し奮発していて、ソフソールというメーカーの「エアージェル ハニーコンボ」というものを使っています。これは長時間の荷物の持ち運びや悪路用に開発されたもので、各国の軍隊でも採用されているそうです。定価で税別2480円ですが、全く疲れないのでリピートしています。

使い方の工夫は、少し大きめのサイズを買うことでしょうか。大きめのサイズを選ぶと少しスペースが空いて通気性が良くなります。私たちのような立ち仕事の人間は、夕方になって足がむくむと靴が窮屈になることがありますよね。そうした悩みも少し大きめのサイズを選ぶことで解消できますよ。

■安全靴は、安全性+アルファで使いましょう

今回の職人さんの話をまとめると、
・安全靴は複数購入してローテーションする
・インソールは用途に合わせて入れ替える
・安全性も考えつつ、できるだけ軽量なものを選ぶ
・ハイカット、ローカットは用途に合わせて選ぶ

などを意識すると、安全かつ快適に安全靴を使えそうです。

このほかに、購入するときは安全基準をクリアしたJIS規格マークが付いているものを選びましょう。安全靴は安全性が第一。規格をクリアした安全靴はいざという時にあなたの足を守ってくれます。
今回ご紹介したテクニックを活用して、安全に、快適に現場の仕事を進めてください。

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