【現場で働く職人に聞く!】「ニオイ」「汗垂れ」「紐擦れ」を防ぐ、ヘルメットの使い方

建設現場で働く時に道具は欠かせない存在です。現場で使う道具には様々なものがありますが、使い勝手が悪かったり、臭いがついたりと不便を感じることもあるのではないでしょうか?

ケンセツプラスでは、今までに軍手や安全靴の使い方について職人さんに使い方の工夫を聞き、ご紹介しました。第3回目となる今回のテーマは「ヘルメット」です。

ヘルメットを使っているときに、「ニオイが気になる」「汗が垂れる」「紐が擦れて痛い」などの悩みを感じたことはありませんか?今回は、これらの悩みを解決するための工夫を現場で働く4人の職人さんにお聞きしました。

■ニオイ対策は「消臭スプレー」と「洗浄」が基本です

大分県在住(電気設備/29歳)
ニオイ対策の基本は、ファブリーズなどの消臭スプレーを作業後に吹き付けておくこと。週3回ほど内側に吹き付けて、風通しの良いところに置いておくと、朝にはニオイが減っています。同僚もこの方法をとっている人が多いようです。

それでも取りきれないニオイは、プラスチックのインナーや紐を分解して洗うことで落とせます。インナーと外側のアウターは洗剤で洗い、紐は洗濯機で洗えばOKです。

休みの前日に洗って風通しの良いところにぶら下げておけば、次の出勤の時には乾いています。消臭スプレーよりもしっかりとニオイが取れるので、僕は月に2回ほど洗浄していますね。

■消臭スプレーのニオイが苦手な方には「重曹」を入れた小袋がおすすめ

兵庫県在住(とび職/41歳)
臭い対策をするために、同僚は毎日ファブリーズなどの消臭スプレーを吹き付けていますが、私はアロマオイルのようなニオイが苦手です。

消臭スプレーの代わりとして、ヘルメット内側にある衝撃緩衝のためのすき間(内側を覆う発泡スチロールと頭を支えるプラスチックインナーの間)に50gほど重曹粉を入れた小袋を入れています。

重曹は無臭ですが、消臭効果と吸湿性を持っているので、小袋に入れてヘルメットに入れておくとヘルメットのニオイを防ぐことができるんです。

袋は通気性があり、粉がこぼれないものであればどのようなものでも大丈夫。私は100円ショップで買った布製の小さなポーチを使っていますが、使い古しの靴下などでも良いと思います。

小袋を入れる前は、作業後にヘルメットを脱ぐと汗臭く、汗でベタついて本当に不快だったのですが、重曹を使うようになってからは、汗臭さやベタつきもかなり緩和されて快適です。

重曹はだんだんと消臭効果が薄れてくるので、小袋の中の重曹粉を1ヶ月程度で入れ替えると効果が持続します。

■汗垂れ対策は、定番のタオルより「手ぬぐい」が良い

東京都在住(現場監督/31歳)
夏場の汗対策は、頭にタオルを巻いてその上にヘルメットをかぶるのが定番ですよね。

私も昔はタオルを巻いていましたが、生地が厚いので蒸れてしまったり、ヘルメットの紐がしめられなかったりするので、今は麻の手ぬぐいを頭に巻くようになりました。

麻は汗をよく吸い取ってくれますし、タオルよりも薄くてヘルメットをかぶっても邪魔になりません。

ほかに、薄手のインナーキャップをかぶっている同僚もいます。感想を聞いてみると、汗垂れを防ぐだけでなく、インナーキャップを毎日代えればヘルメットのニオイも減るそうです。こちらも汗対策として良い方法ではないでしょうか。

■紐擦れで痛い!ならばハンカチを使いましょう

portrait of a young female worker on the black background

富山県在住(左官業/39歳)
自分は頭が小さいので、ちょうどいいサイズのヘルメットがありません。そのため作業中にヘルメットがずれることもしばしば。ヘルメットのズレで紐が動き、顔に擦れて痛くなることがあります。

対策としておすすめしたいのが、頭にタオルを巻いてズレを防いだり、紐に薄いハンカチを巻いたりすることです。ハンカチは紐の上から螺旋状に巻き、上下を紐に結び付けます。ハンカチで紐をカバーすることで肌触りが柔らかくなるので、擦れて痛くなることはありません。

私はハンカチで代用していますが、インターネットで「ヘルメット あご紐 カバー」と調べると、作業用ヘルメットの紐カバーが売っています。レビューを見ると、厚みがありフィット感が増すので、私のように頭が小さい方が使っているそうです。

■職人さんおすすめの方法で、快適にヘルメットを使いましょう

今回お聞きした使い方の工夫をまとめると……。

<ニオイ対策>
・週2日ほど消臭スプレーを吹き付けて防ぐ
・月に1度はヘルメットを分解して丸洗いする
・重曹を詰めた小袋をヘルメットに入れる

<汗垂れ>
・タオルのほかに、手ぬぐいやインナーキャップが効果的

<紐擦れ>
・ハンカチなどで表面をカバーするほか、市販のカバーを利用する

これらの方法を使えば、以前よりも快適にヘルメットを使えるはず。今回使われているものは手ぬぐいやハンカチなど、どれも100円ショップなどで手に入りやすいものなので、気軽に試しやすいことも嬉しいですね。

これから気温も上がり、ニオイや汗垂れも気になる季節です。ぜひ実践して安全に快適に現場の作業を進めてください!

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